思い込みって怖い

ペダルが付かない

先日、自転車を組み終えてペダルを着ける時に右のペダルは何でもなくスッと入ったのですが 左のペダルだけどうしても入らないのです。

この自転車のペダルはダンボールの箱に左右1セットが入っていて 先ずペダル軸に【R】と刻印されている右側のペダルを着けた後、 残っている方を左側のクランクにねじ込もうとするのですが、 これが何度やっても上手く入りません。

「なんだよぉ〜...ネジ山ぐらいシッカリ作っとけよぉ〜」とブツブツ言いながら 左クランクのタップを立て直しにかかります。

工具や切断油などを用意して早速作業に取り掛かるのですが、 ペダルタップはスルスルと指で回すだけで入ってしまいました。

「あれれれれっ???」

この時、自分で何が可笑しいのか一生懸命考えるのですが、 考えれば考えるほどドツボにはまるのです。

「多分、間違えて右側のタップを出し、それがスルスル入ってしまったんだろう」

「右側用にネジ切っているクランクに左ペダルが入る分けないよ」

仕方ないな〜...と思いながら返品する為に左クランクを外します。

外したクランクを見ながら自転車の輸入元に電話をしようと思ったのですが、 その前に一服して、もう一度確認していなかった事がないか改めて考えてみると。

「アーーーッ!!」 思い出しました!

早速ペダルを見に行ってみると、案の定2つとも右ペダルでした。 とほほ、、、

輸入元に電話をする前に気が付いたので、 恥ずかしい思いをしなくて済んだのですが、 まず、上手く行かない時は結構思い込みで失敗しているケースもありますから、 頭の中を一度クリアーにして初めからもう一度やり直すのも一つの手ですね。